コイリング編みの種類と推す理由

コイリング編みの種類と押す理由 クラフトバンド

こんにちは!クラフトクリエイターのカサイです!
今日は、コイリング編みの種類と私が推す理由についてお話ししたいと思います。

基本のコイリング編みは2種類ある

コイリング編みは、基本となる編み方では2種類の編み方があります。

2種類のコイリング編み

1つは、らせん模様になる編み方。
もう1つは、放射模様になる編み方。

慣れると、編み目の違いが分かるのですが、慣れるまではどっちがどっちか分かりにくいと思います。
特に、編み始めはそれほど差がないのでより一層分かりにくく、ある程度編み進めてから「あれ?」と気づく・・・なんてこともありました。

上記の他にも○○コイリング編みという名称でいろんなコイリング編みがあります。
が、私は上記の2つしか編めないので、そこは割愛します。

らせん模様と放射模様の編み目の違い

らせん模様は、編み目が階段のように1段1段ずれる編み方です。

らせん模様のコイリング編み

これは個人的な感想ですが・・・
らせんの場合、目が詰まっている方が美しい!・・・と思っています。
らせんの模様が出やすいのは、編み目と編み目の間隔が広い方が良いのかも知れません。
でも、私が目指しているのはアタ雑貨のように美しい編み目なので、やっぱりぎっちぎちに目が詰まってる方が好きです。

続いて、放射模様です。

放射模様のコイリング編み

こちらは、らせん模様と違ってまっすぐ編み目が繋がっていくので、少し間隔が空いている方がきれいに見えます。
また、上図のように芯のヒモに差し色を入れて、敢えて芯ヒモを見せるもいい感じだと思います。

コイリング編みを推す理由

私がコイリング編みを推す理由は、編み目が好きってことが1番です。
その他にもあるんですよ。

  • 作業場所は狭くてOK!
  • 基本、同じ作業の繰り返し。
  • 余っているクラフトバンドを消費できる。
  • レシピ要らずで好きなサイズに作れる。

作業場所は狭くてOK!

クラフトバンドでカゴを編んだりする時、広いスペースが必要な場合が多いです。
一般的な平編みという編み方だと、底を編む時に広いテーブルとそれなりのスペースが必要です。
しかし、コイリング編みは狭いスペースでも作業が可能です。
始まりの部分はちょっとだけテーブルを使いますが、それ以外は本体を持って編むので、狭い場所でも大丈夫です。

基本、同じ作業の繰り返し

コイリング編みは、芯ヒモに対して編みヒモをグルグルとコイル状に編みます。
この作業を1目、1目繰り返すだけです。
途中「増し目」で目を増やすことがありますが、ヒモを通す場所が違うだけで同じ編み方です。
目打ちを使って編みヒモの通り道を作り、そこへ編みヒモを通す。
この作業の繰り返しなので、一度覚えてしまえば難しいことはありません。

余っているクラフトバンドを消費できる

クラフトバンド手芸をしていると、中途半端にバンドが残ることがあります。
この余ったヒモはどうやって消費しよう???そんなふうに考える方も多いと思います。
それらを活用できるのが「コイリング編み」です。

レシピ要らずで好きなサイズに作れる

クラフトバンド手芸は、レシピ通りにクラフトバンドをカットするところから始まります。
コイリング編みも、レシピがあるものを作るときは同じように進めます。
しかし、「編みながらサイズを決めたい!」「適当に何か作りたい!」という場合でも、後から対応できるのがコイリング編みです。
コイリング編みは、ヒモをいくらでも継ぎ足せます。

例えば、直径10㎝程度のコースターを作るつもりでバンドを用意するとします。
でも、編んでいる途中でやっぱりもっと大きいサイズが作りたくなったら、芯ヒモと編みヒモをそれぞれ継ぎ足せば良いのです。
なので、レシピがなくてもなんとなく良いサイズのものが作れます。

ただし、同じものを作りたい時のために、私は継ぎ足すヒモの寸法もいちいちを測っていますけどね。

以上の点から、私はコイリング編みを激推ししています。

デメリットもあるんです

こんなに推しているコイリング編みですが、デメリットもあります。

仕上がるまでに時間が掛かる

とにかく時間が掛かります。
他の編み方ならとっくに終わっているだろう作品も、コイリング編みだとものすごく時間が掛かります。鍋敷きのようなマットを1つ作るにも、3時間~4時間程かかるかも知れません。
これは慣れてスピード上げるしかないんですけどね。

完成品が重い

コイリング編みの場合、芯となるヒモを3本ほど重ねて使用します。
それをグルグルと編んでいきます。
なので、他の編み方に比べクラフトバンドの密度が高くなります。
よって、必然的に重量のある作品が仕上がります。
これは言い方を変えると、しっかりとした作品が仕上がるということでもあります。

利き手じゃない方がとにかく疲れる

コイリング編みは、片手で中心に向かって芯ヒモを押さえたり、本体を持ったりしながら、もう片方の手で目打ちを挿したりヒモを通したりしながら編みます。
もちろん、途中から洗濯ばさみやクリップで芯ヒモを挟んでいますが、それでもとにかく疲れます。
私は右利きなので、押さえる方の左手が疲れる&痛くなります。
特に、左手親指が可哀そうです。

皆さんも編む時は、十分気を付けながら編んで下さいね♪

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